※インタビュー内容は全て当時のものになります。
現代の日本を代表する詩人である谷川俊太郎様から、USBメモリの復元作業をご依頼いただきました。
修復処置およびファイルのヘッダー情報をもとにした切り出しによる復旧を行い、3,577ファイル(約1GB)のデータ復元に成功しました。
●ホームページ | :谷川俊太郎.com |
●ツイッター | :谷川俊太郎 (@ShuntaroT) |
<谷川俊太郎様プロフィール>
谷川俊太郎 - Wikipedia
日本の詩人、翻訳家、絵本作家、脚本家。東京府出身。
1962年に「月火水木金土日のうた」で第4回日本レコード大賞作詞賞を受賞し、1975年には『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞を受賞。その他、1983年に『日々の地図』で読売文学賞、1985年に『よしなしうた』で現代詩花椿賞、1993年に『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2005年に『シャガールと木の葉』で毎日芸術賞、2008年に『私』で詩歌文学館賞、2010年に『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞を受賞。
いつも通りにUSBメモリを使おうとしたらMacのWordで作成した文書ファイルの一部が認識されなくなりました。最近の1ヶ月間に保存したフォルダやファイルのアイコンがおかしくなったり消えているデータがあり、どのように操作しても開けない状態になりました。
これまでにも何度かデータを消失したことがあり、データを作り直した経験もありますが、今回は原稿などたくさんの重要なデータがUSBメモリに保存されていてその全てを作りなおすことは難しい状況でしたので、なんとかできないかと調べてみたところ、データ復旧というサービスがあることを知りました。
データ復旧に関して調べているとすぐにデータレスキューセンターさんのホームページが見つかりました。特徴やサービスの流れ、料金なども分かりやすく、データ復旧の事例やお客様の声も多数掲載されていて安心して任せられると感じたので他のデータ復旧企業を調べる必要もないと思いすぐに依頼を決めました。
昔と違って物流も発達し、東京から福岡でも早ければ一日で届きますので、送付に時間がかかることの抵抗もありませんでした。
誌面やウェブ上に発表をするデータなので情報が漏洩すると盗作に利用されるのではといった心配がありました。データレスキューセンターさんのホームページを見ると、情報セキュリティマネジメントのISO27001や、個人情報の安全な取り扱いを示すプライバシーマークの認定を取得していることの記載がありましたので不安は感じませんでした。最近は個人情報の漏洩などがニュースになることも増えていますが、認定もお持ちですし、お客様の声などを拝見するとさまざまな企業様からの依頼も受けられていますので、安心してお任せできると思いUSBメモリを送らせてもらいました。
データが正常に読みだせない状態のUSBメモリですから本当に復元できるのかと心配していたのですが、報告の際に復旧可能なデータリストを送って頂き、フォルダ名やファイル名などがリストに記載されているのを確認したときには驚きました。どのような復元作業を行われているかは考え付きませんが、報告も分かりやすく、データリストで復旧して欲しいデータがあるか確認できましたので安心しました。データの一部はフォルダ名やファイル名が分からない状態でしたが、それに関してはメールだけでなく電話で詳しく説明をしていただけたので、すぐにデータの復旧を依頼することを決めました。
今回は障害状況が悪かったこともあり、一部のフォルダ名やファイル名が仮名称での復旧になりましたが、必要なデータが多数復旧できていましたので助かりました。料金に関しても、自分にとってはいくらお金をかけてでも取り戻したいデータでしたが、思っていた金額よりもずっと低価格でデータが復旧ができたので、復旧を依頼してよかったと思いました。
メールや電話での連絡も素早く対応も非常に分かりやすく丁寧でしたし、大事なデータもきちんと復旧されていて、御社を選んで正解だったと思いました。
若い頃は手書きで、それが次第にワープロを使うようになり、現在ではパソコンを使っての創作活動が当然になっていますが、今回のように一度にたくさんのデータが無くなってしまうことなど想像もしていませんでした。念のためパソコンのデータは外付HDDでバックアップをしているので、USBメモリのデータもバックアップされているものだと思い込んでいましたが、実際にはバックアップされていませんでした。
今後はUSBメモリのデータもしっかりバックアップしようと思いますが、万が一の際はまたデータレスキューセンターさんにお願いしようと思います。
※お忙しい中、快くインタビューに応じていただいた谷川俊太郎様に心よりお礼申し上げます。