大日本印刷(DNP)グループの丸善CHIホールディングス株式会社の事業会社である「丸善株式会社様」から1.5TBの外付けハードディスクのデータ復旧をご依頼いただきました。ファイル構造情報の損傷による論理障害が発生している状態でしたが、修復処置を施す事で592,208ファイル(約447GB)のデータ復旧に成功しました。
●所在地 | :東京都港区海岸1-9-18 国際浜松町ビル |
●資本金 | :1億円 |
●売上高 | :482億2,200万円(単体) |
●URL | :http://yushodo.maruzen.co.jp/ |
USB接続で利用していた1.5TBの外付けハードディスクですが、アクセスランプが点滅したままになり認識できなくなりました。パソコンの入替のタイミングで発生したので相性などの問題かと思いましたが、再起動しても状態に変化はなく、しばらくすると「フォーマットしますか?」というメッセージが出て何も出来ない状態でした。突然の障害発生で、ハードディスクには重要なデータが保存されていましたので、データの復旧を最優先で考えなければならない状況でした。
インターネットで検索すると、データ復旧サービスを提供している会社は全国にたくさんあります。その中で福岡にあるデータレスキューセンターさんに依頼している一番の理由は、復旧可能なデータリストや見積書を事前に確認した上でデータ復旧作業の依頼をどうするかを決めることが出来るからです。
また、復旧料金が不明瞭な会社も多いですが、データレスキューセンターさんは分かりやすい料金体系で低価格なことも理由の一つです。
価格はホームページでも確認できますが、基本費用は、技術・サービス・セキュリティ管理が高いにも関わらず、低価格で対応されていると思います。調査後に提供されるデータリストで必要なデータが復旧可能か判断できますし、緊急を要する場合でも、土日祝日も営業されているので、顧客サービス面での対応も非常に良いと思います。
※内容はインタビュー当時のものです。
宅配便を利用すれば、精密機器としての送付を行えますし、東京と福岡の間でも翌朝10時に到着するように指定することも出来ますので、郵送に関しては特に心配しておりません。また、情報保護に関しては、プライバシーマーク、ISO27001の2つの情報セキュリティ認証を取得していることを確認していますし、以前の依頼の際も丁寧かつ確実に対応いただいたので、安心してお任せできると思っていました。
実際、必要としているデータが復旧できるかどうかが一番心配な部分ですが、こればかりは見ていただかないことには分かりませんし、また、調査の依頼中にも他の保存されているデータが必要となってきましたので、藁にもすがる思いで調査の結果をお待ちしていました。
今回ハードディスクの容量が大きく、結果的に復旧可能なデータ量が約500GB、ファイル数が約60万ファイルと非常に多かったこともあり、調査時間は少しかかりましたが、途中経過の状況もきちんとお知らせいただき、安心して待つことができました。
報告内容は分かりやすく、復旧可能なデータリストと見積書のおかげで、費用対効果を把握した上で、社内での処理もすぐに進めることができました。
申込から結果の報告、発送まで、すべて丁寧かつスムーズに対応いただき、復旧していただいたデータに問題もなく、感謝しています。
デジタルデータの利用はこれからも続いていきますし、バックアップが大事ですが、やはり何らかのトラブルというものは出てきます。依頼をしなくて済めば本当はいいのですが、データ復旧は特殊な作業となりますので、自社での対応が難しい場合も多く、その場合はデータレスキューセンターさんへの依頼が必要になります。今後も顧客が必要とする、より良いサービスの提供を続けていただければと思います。
※お忙しい中、快くインタビューに応じていただいた丸善株式会社様、I.Y様に心よりお礼申し上げます。