データ復旧:トップ > 初心者窓口 > 個人でデータ復旧を行う場合の危険性
PCやUSBメモリ、SDカードなどの記録媒体をご利用時に誤ってデータを削除してしまったり、媒体を認識しなくなったりした際に、ご自身でデータの取り出しを試みる方がいらっしゃいます。 さほど重要ではないデータや、費用をかけるまでもないデータであれば、データ復旧ソフト等をご利用されるのも一つの手段かもしれません。しかし、会社で利用している重要なデータや、ご家族の大切な写真データなど、消えては困る重要なデータにはおすすめできません。具体的な事例をご紹介します。
昨日の取材データはどうだった?ちゃんと撮れてたかな?
それが・・・、操作を失敗してデータを消してしまったようなんです・・・
え!!うそでしょ・・、バックアップはとってる?
いえ、とってないんですよー、どうしたらいいですか先輩・・
うわー、マズイなぁ。復旧ソフト使ってみるか・・。
それで、どうなりました?
出てきたデータのファイル名がなんか変・・・、しかもぜんぜん開けない・・・。
PC上のデータを誤って削除してしまった場合は、即座にPCをシャットダウンすることが重要となります。また、USBメモリやSDカードなどの記録メディアのデータを削除したときに、復旧ソフトを使用して同じメディアに復旧したデータを書き込んでしまうことがあります。このような場合、上書きにより状態が悪化し、データ復旧専門の業者でも復旧不可能となる場合があります。
削除やクイックフォーマットを行った直後や、その後何もデータを書かれていない場合はデータを復旧できる可能性は十分ありますので、データレスキューセンターまでご相談ください。
外付けHDDやUSBメモリ、SDカードなどを接続すると、「フォーマットしてください」と表示される、または認識はされるが一部のデータが消えている、といったケースは、論理障害、物理障害のどちらの可能性もあり、物理障害だった場合に復旧ソフトを使うことで状態が悪化してしまいます。
パソコンが起動しなくなった!この忙しい時にー
うわー、ついてないね^^;
とりあえずいろいろ検索してみたら?対処法とかたくさん出てくるよ。
ほんとだ、わかりやすく手順が書いてある。なんだかうまくいきそうだな。
「システム復元」かぁ。データって消えたりしないかな?
う…。消えたらシャレにならないデータばっかりだよ…。
システム復元やリカバリ、チェックディスク等は行わないようにしてください。これらの操作はデータの保護よりもOSが起動することを最優先として修復する作業のため、データの保護が行われず、上書きが発生し復旧が困難になります。
何の音かと思ったらパソコンの音か?
うん、最近鳴り出したんだよね。じき治まるんじゃない?
よっしゃ、お父さんがみてやろうか!
え!分解するの?
機械の修理は慣れたもんよ。ほら、どいてどいて!
・・・。(いやぁー、日曜大工とは違うと思うんだけど・・・)
HDDは精密機器で、データが記録されているプラッタとよばれるディスクが、高速で回転しています。そのため、わずかのホコリでも入ってしまうと、プラッタに傷をつけてデータの復旧ができなくなる可能性が高くなります。 HDDの分解はクリーンベンチなどで行うなど、専用の設備が必要になるため、お客様ご自身で分解されないようにご注意ください。
もしもし、あのね、掃除中にパソコン落としちゃって・・
わ、大丈夫?電源入る?
それが、丁度バケツの中に入っちゃって、水浸し・・・。電源入れていいかな(T_T)?
;゜Д゜えええっ・・・!乾かしたほうがいいんじゃない!?
ショートしたり、ディスクヘッドがプラッタと接触していたりする可能性があります。
乾燥するとプラッタ、ヘッド等が腐食し復旧が困難となりますので、復旧をお考えの場合は、早急に対応を行う必要があります。
復旧されたいデータが重要なデータであればあるほど、
弊社のような専門の業者をご利用されることをおすすめします。
障害が発生した後に不用意な作業を行ったことで、復旧できたはずのデータが復旧できなくなったり、障害状況が悪化してデータ復旧にかかる時間も費用も高額になってしまったというケースは少なくありません。
オンライン入力フォームに必要事項をご入力いただくか、申込書をダウンロードしていただき、障害状況や復旧を希望されるデータ等、ご記入・ご捺印後、データの復旧をご希望される障害メディア(パソコン、ハードディスク、メモリーカード等)を、元払い(送料お客様負担)で弊社までお送りください。年中無休(年末年始、GW、お盆期間除く)で受付・作業を行っておりますので、土日祝日でも受け取り可能です。また、直接お持ち込みいただく事も可能ですので、お気軽にご相談ください。