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プレスリリース 2025年1月8日

京都大学大学院 理学研究科 宇宙線研究室様

宇宙放射線の測定を軸に、観測と開発の両面で研究プロジェクトを進められている「京都大学大学院 理学研究科 宇宙線研究室様」によるお客様の声をご紹介いたします。
エラーメッセージが出て認識しなくなった128GB microSDカード2枚からそれぞれデータを復旧いたしました。

京都大学大学院 理学研究科 宇宙線研究室様によるお客様の声(一部抜粋)

「新品のmicroSDカードをフォーマットして測定機器で使用していましたが、測定後にパソコンにつないでみたところ、読み取れない状況でした。学生が修士論文で使用するためのデータだったため、復旧できないかということでデータ復旧業者を検索したところ、データレスキューセンターさんを見つけました。電話で大学での公費払いに対応できるかなども確認させていただいたところ、問題なく対応いただけるとのことでしたので、まずは調査をお願いしようと思い、申し込みと媒体送付を行わせていただきました。

計測機器などはmicroSDカードを使うことが多いです。宇宙に行く機会は限られるため、できるだけ測定器を小さく作ることで他の実験装置の隙間や空いている部分に入れてもらい搭載期間を増やすことを目指しています。そのため、搭載する記憶媒体も小さいものがいいということでmicroSDカードを使用することが多いです。

まずは1枚目の調査をしていただき、その結果を見て2枚目の調査について検討することにしました。状況的におそらく2枚とも同じトラブルだと思っていたので、まずは1枚目が復旧できるのかということと、1枚目が復旧できたとして、2枚目の状況がもし違った場合はどうなるだろうかという不安は少しありました。

復旧可能ということで、いただいた復旧可能なデータのリストを確認したところ、だいたいの状況は把握できたのでまずは安心しました。お電話で部分的な欠損についての説明もいただきましたが、こちらとしては最悪データ復旧ができない可能性もあると考えていたので、一部欠損が出ていても復元できているのであればお願いしたいと思い、復旧指示を出しました。また、2枚目についても復旧可能でほぼ同様の状況というご報告を受けて安心しました。実際に復旧していただいたデータを確認したところ、基本的に復旧したいデータは復旧できていましたし、欠損があるとは伺っていましたが、こちらで一通りチェックをした限りでは気になるほどではありませんでしたので満足しています。

今回のトラブルを受けて、徐々にメーカーや書き込み速度の違う新しい別のmicroSDカードに切り替えたり、測定データの書き込みについても、1ファイルのデータが多くなったことでフォーマットの形式等からトラブルが発生したと推測されたため、トラブル以降は時間ごとに区切るなどでファイルを分割して保存するように変更しました。何もないことが一番ですが、有事の際はデータレスキューセンターさんにお願いしたいと思っています。本当にありがとうございました。」

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本件に関するお問合せ先

データレスキューセンター
中村 有里
TEL:092-720-6633

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