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スマートフォンとタブレットはスマートデバイスと呼ばれる、主にタッチパネルで操作をする携帯端末です。
日本ではスマートフォンとして最初に有名になったのはiPhone3G、タブレットではiPadで、どちらもApple社の製品です。あまり知られていませんが、それ以前からスマートフォンやタブレットは存在しています。
日本では携帯電話の機能で日本独自仕様が多く、通信方式は世界各国で違う方式を利用していたため、日本仕様の携帯電話しか利用できず、日本ではそれまでのリリースされていたスマートフォンはあまり広まりませんでした。
ちなみにiPhone3Gの3Gは3G回線に対応したiPhoneという意味で、ナンバリングではありませんでしたが、iPhone4以降は通信方式ではなくiPhoneの世代を表すナンバリングになっています。
タブレットは電子手帳、電子書籍等の端末がリリースされていたものの、機能が限定的で高価なものであったため、利用するユーザーは限られていました。
2008年にiPhone3G、2010年にiPadがリリースされ、日本でAndroidを搭載したスマートフォンは2009年、タブレットでは2010年にリリースされました。リリース当初は日本独自の機能がほとんど搭載されておらず、特にスマートフォンからそれまでの携帯電話(フィーチャーフォン)にメールを送信する場合、受信側がパソコンからのメールをブロックしていると設定を変更してもらう必要があるなど、使い勝手の悪いものでした。
その後、おサイフケータイや防水機能などがスマートフォンにも搭載、携帯キャリア側でメール関連の対応も行われ、フィチャーフォンと同じような利用が可能となり、スマートフォンが広く普及していきました。
タブレットは、企業や学校が採用したり、パソコンやスマートフォンで行っていたインターネット利用をタブレットで行ったりと、利用者のライフスタイルに合わせた、さまざまな用途で利用されるようになりました。