古いパソコンと新しパソコンをネットワーク(LAN)につないで、直接データをコピーする方法もありますが、外付けHDDなどにいったんコピーして引っ越すほうがお勧めです。
この時に「移動」ではなく「コピー」することで、外付けHDDにデータが残り、バックアップの代わりとなります。
WindowsXPのパソコンの場合は「Documents and Settings」フォルダ、WindowsVista以降のパソコンの場合は「Users」フォルダに主要なデータが入っています。
Mac OSXの場合は、「Users」(ユーザ)フォルダに主要なデータが入っています。
このフォルダごとコピーするのが一番簡単です。
WindowsXPの場合 | |
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●マイドキュメント | \Documents and Settings\ユーザ名\My Documents |
●デスクトップ | \Documents and Settings\ユーザ名\デスクトップ |
●お気に入り (インターネットエクスプローラーのブックマーク) |
\Documents and Settings\ユーザ名\Favorites |
●アプリケーションデータ (メールなどのソフトが利用するデータが保存されています) |
\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data |
\Documents and Settings\ユーザ名\Local Settings |
Vista以降の場合 | |
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●マイドキュメント | \Users\ユーザ名\Documents |
●デスクトップ | \Users\ユーザ名\Desktop |
●お気に入り (インターネットエクスプローラーのブックマーク) |
\Users\ユーザ名\Favorites |
●アプリケーションデータ (メールなどのソフトが利用するデータが保存されています) |
\Users\ユーザ名\AppData |
Mac OSXの場合 | |
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●書類 | \Users\ユーザ名\Documents |
●デスクトップ | \Users\ユーザ名\Desktop |
●ピクチャ | \Users\ユーザ名\Pictures |
●ムービー | \Users\ユーザ名\Movies |
●ミュージック | \Users\ユーザ名\Musics |
データコピーの具体的な手順は下記ページをご確認ください。
もっとも簡単なバックアップ方法はフォルダごとデータをコピーすることです。外付けHDDやUSBメモリをパソコンに接続し、バックアップしたいフォルダをコピーすれば、それだけでバックアップできますので、万が一のデータ復旧対策にもなります。
同様に、バックアップデータを新しいパソコンに入れたいときは、同じ名前のフォルダ内にコピーする事で、データを戻すことが可能です。
※フォルダ名やファイル名が同じものがある場合、上書きされる場合がありますので、ご注意ください。
コピーしたいフォルダを右クリックすると以下のようなメニューが表示されます。
コピー先のフォルダで右クリックして、「貼り付け」を選ぶとコピーが始まります。
Mac OSXの場合も同様に右クリック(1ボタンマウスの場合はControlを押しながらクリック)で同様の画面を出すことができます。手順は同じです。
Windowsでは「貼り付け」となっていますが、MacOSXでは「ペースト」と呼ばれます。
もう一つの方法は、ドラッグアンドドロップです。これはWindowsでもMacOSXでも操作方法は同じです。
コピー元とコピー先のフォルダを両方開き、マウスの左ボタンを押したままコピーしたいデータをドラッグして、コピー先で左ボタンを外すとコピーが始まります。
ただし、こちらの方法はコピー元とコピー先が同じドライブだとコピーではなく「移動」になってしまいます。誤操作によりデータが消えてしまいますとデータ復旧が必要になる場合がありますので、安全のため「右クリックによるコピー&貼り付け(ペースト)」を利用されることをお勧めいたします。