天保11年(1840年)の創業以来、建設業界のリーディングカンパニーとして、常に時代の最先端を歩んできた「鹿島建設様」から、NAS(ネットワーク対応ハードディスク)からのデータ復旧作業のご依頼を頂きました。
ファイル構造情報の損傷による論理障害が発生していましたが、修復処置を施すことで、96,519ファイル(80,962MB)のデータ復旧に成功しました。
お送りしたNASハードディスクに、バックアップ用のハードディスクをUSBで接続してデータをコピーしている途中、キャンセルボタンで操作を中止したら、NASもバックアップ用ハードディスクも認識されなくなりました。「再起動するか、フォーマットして下さい」とメッセージが表示されたので、再起動しましたが状況が改善されない為、データレスキューセンターさんに依頼しました。
関東から福岡でも宅配便を利用すれば翌日の午前中に到着することは知っていましたので、その点に関しての抵抗はありませんでした。ほとんどのユーザーがそうだと思いますが、大事なデータの復旧をお願いすることになるので、郵送にかかる時間よりも、「価格や実績」「技術とスピード」「事前に復旧可能なデータの一覧が確認できるか?」など、提供されているサービスの総合力を重視しました。
データレスキューセンターさんは、事前に復旧可能なデータリストを提供している事はホームページを見て知っていましたが、実際はそこまで詳細なものは頂けないだろうと思っていました。それが、見積書と一緒に、全てのフォルダやファイル、データの容量まで表示されたリストをいただき、驚くと同時に大変助かりました。
見積書と復旧可能なデータリストを確認して、復旧作業の指示を出したのが金曜の朝だったのですが、翌土曜の朝10時には復旧データが私どものところに到着しましたので、「技術の高さ」と「対応の迅速さ」に感心しました。
NASというネットワーク対応の特殊なハードディスクでしたので、もっと高額な見積もりを覚悟していたのですが、レベル2(重度の論理障害)で復旧が可能だったこともあり、かなり格安な費用だったと思います。フォルダ構造まで完全に復旧して頂き、この費用であれば非常に満足です。
予期せぬトラブルや故障が発生した場合、必要なデータが復旧できるのであれば、データ復旧サービスを利用した方が、データを作り直すよりも、短時間で済む上に低コストだと思います。また、再作成できないデータや再撮影できないデジカメのデータが保存されている場合は、特に利用価値が高いと思います。
これまで、データ復旧サービスを利用する際、企業の選定には非常に悩み、他の企業へ依頼したこともありましたが、今後はデータレスキューセンターさんにご相談したいと思います。
※お忙しい中、快くインタビューに応じていただいたH.A様、鹿島建設株式会社様に心よりお礼申し上げます。