データ復旧で累計受付件数 15万件以上(※2005年5月〜)を誇るデータレスキューセンターは、北海道大学 准教授 浅野圭佑様より、USBメモリ(32GB)からのデータ復旧作業をご依頼いただきました。制御・記録チップの障害、リードエラー等の重度物理障害の影響によりPCで認識できない状態でしたが、約18GBのデータが復旧可能となりました。
「普段から業務に使用していたUSBメモリが急にパソコンで認識しなくなりました。今回トラブルが発生したUSBメモリは数年間使用していましたが、最近調子が悪くなってきた、などの前触れはなく、その日も何事もなく使用していた中での突然のトラブルでした。
インターネットで検索するといくつかデータ復旧業者が見つかりました。データレスキューセンターさんのサイトを拝見した時に、同じような症状のUSBメモリの復旧事例が掲載されていたのと、費用体系についてもわかりやすかったので、すぐにお願いしようと思いました。また、申し込み時に集荷手配サービスがあったので、対応時間にロスがないことも決め手になりました。データレスキューセンターさんは福岡での営業ということで、北海道からの発送には2日程度かかりましたが、トラブルが起きてしまった以上、自分ではどうすることもできない状況でしたし、郵送に時間がかかることについては特に気にはなりませんでした。とにかく信頼できる業者さんにしっかり見ていただき、データを復旧していただきたいという思いが一番でした。
まずは初期調査の段階で重度の障害が発生していること、分解が必要なことや調査にお時間がかかること、重度障害の費用面について改めてメールにてご連絡をいただきました。一番重度の障害ということで高額な内容にはなりましたが、前述したようにゼロから論文を書き直すことは難しかったため、とにかく1つでも多くデータを復旧していただきたいと思い、すぐに重度障害調査のご依頼をさせていただきました。
時間がかかってもいいので可能な限りデータを復旧してほしい、とだけ考えていました。週に1回程度、現在の調査状況をメールでご連絡いただき、その中で復旧の可能性があるうちは調査を継続していただけるという説明がありましたので、安心感と信頼感を持って調査自体はお任せしていました。進捗メールをいただく度に「悪い報告だったらどうしよう」と、メールを開くのは怖かったです(笑)
最終的に一部データの欠損はありましたが、データ復旧が可能とご報告をいただき、まずは本当に安心しました。復旧可能なデータのリストについてもファイル名が確認できる状態でしたので、必要なデータのいくつかをリストで確認した時は嬉しかったです。データの欠損や、一部破損ファイルが含まれる可能性についても丁寧にご説明いただきましたし、データが少しでも戻ってくるのであればと思い、すぐに復旧のお願いをしました。
データレスキューセンターさんには最大限のデータ復旧にご尽力いただきましたので、大変感謝しております。時間をかけて作業していただきましたし、その間の連絡対応なども手厚くしていただきました。トラブルがないことが一番ですが、また何かトラブルが発生した時はデータレスキューセンターさんにお願いしたいと思います。本当にありがとうございました。」