データ復旧が困難な障害・メディア

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データ復旧が困難な障害・メディア

データレスキューセンターでは多くのメディア(媒体)、障害状況からのデータ復旧に対応していますが、復旧が困難な障害、メディアもあります。

パソコンでの完全フォーマット

Windows上でSDカードなどをフォーマットする際にクイックフォーマットというチェックボックスがあり、ここにチェックを入れない場合は完全フォーマットとなります。
完全フォーマットを行うと記録されていたデータが全て空(ゼロ)という情報で上書きされますので、データ復旧が不可能となります。

パソコン 上書き

完全フォーマット後

※復旧可能な事例

クイックフォーマットや、通常の削除の場合は痕跡が残るためデータ復旧は可能です。

デジカメでの完全フォーマット

一部の機種のデジカメでフォーマットを選択するとPCでの完全フォーマット(物理フォーマット)と同じ仕組みでフォーマットが行われ、データ復旧が不可能となります。

デジカメ カード初期化

※復旧可能な事例

全コマ削除など、フォーマット以外の手段での削除であれば基本的にデータ復旧は可能です。フォーマット方式を選択できるカメラもあり、完全フォーマットされる機種は一部に限られますので、多くのカメラではフォーマットを行っても復旧は可能ですのでご安心ください。

データ完全消去ソフトでの削除

完全消去ソフトはデータを読み取れないよう、完全フォーマットを数回行ったり、ランダムな文字列や同じ文字列を書き込むなど、データ領域を完全に上書することでデータを読み出せないようにするためのソフトです。完全消去ソフトでデータを消去した場合は、元のデータの痕跡が一切残らないため復旧が不可能となります。

パソコン 上書き

※復旧可能な事例

完全消去ソフトを用いない、通常の削除やフォーマットの場合はデータ復旧が可能です。

ウイルスによるデータの上書き

パソコンに感染するコンピュータウイルス(マルウェア)の一部には、データを書き換えてしまうものがあります。2010年ごろには、あらゆるファイルをイカやタコのイラストに置き換えるウイルスの感染が拡大しました。また、ランサムウェアと呼ばれるものに感染すると、パソコンの中のファイルが暗号化され、データを取り戻すためには身代金を支払うよう要求する表示が出てきます。
こういった種類のウイルスで上書きされた場合は、元のデータの痕跡が一切残らないためデータの復旧が不可能となります。

※復旧可能な事例

パソコンを起動できなくするタイプや、広告を表示させるタイプのウイルスの場合は、データの上書きまでは行わないことが多く、復旧が可能ですのでご相談ください。

削除データ量以上の上書き

データを削除後、もともと書き込まれていたデータ容量以上のデータを新たに保存(記録)した際には、新たなデータで以前のデータが完全に上書きされてしまい、復旧ができなくなる可能性があります。さらに、完全にメディアの容量いっぱいまでデータを書き込んだ場合は、新しいデータで古いデータが全て書き換えられてしまうため復旧が不可能となります。

※復旧可能な事例

十分に空き容量のある場合は、後から保存したデータが元のデータとは別の場所に書き込まれ、上書きされていない場合もありますので、データが復旧できる可能性は十分ございます。

パスワードの連続間違い

セキュリティ強化のためにパスワードで保護をするソフトが入っているUSBメモリが市販されています。パスワードを規定回数以上間違えた場合は、データを保護するために完全削除されてしまいますので復旧が不可能となります。

パスワードの連続間違い

※復旧可能な事例

何らかの不具合によりパスワードの入力自体ができない場合などはデータを復旧できる可能性が十分あります。

復号化ができない暗号化データ

暗号化を施すためのソフトとして、Windowsの企業向けのバージョン(エンタープライズエディションなど)に搭載されている「BitLocker」や「秘文」、「EndpointEncryption」などがあります。

基本的にはパスワードを紛失しない限り、データを読み出すことが可能ですが、ハードディスク全体を暗号化している場合や、ハードディスクが故障して通常のパスワード入力が行えない場合は、普段パソコンを使用する際に入力しているパスワードだけではデータを読み出せない可能性もあります。 その場合は、暗号化された状態を解除する「復号化」という手順を行い、データを元に戻す必要があります。通常、暗号化した際に復号キー(もしくは回復キー)と呼ばれる暗号化を元に戻すための鍵が発行されるのですが、復号キーを保存していない場合は暗号化の解除ができずに復旧が不可能となる場合もあります。

企業で支給されているPCが暗号化されている場合、パソコンやシステムの管理部門が回復キーを管理されているケースが多いため、暗号化されたデータの復旧のご依頼をいただく場合は事前にご確認をお願いいたします。

復号ができない暗号化データ

※復旧可能な事例

データレスキューセンターでは、暗号化データの復旧にも対応しており、数多くの実績があります。障害状況やご利用の暗号化ソフトなど、まずはご相談ください。

メディアの完全破損

microSDカードの場合は、外装のプラスチックと記録チップが一体化した構造になっているため、本体にひびや傷などがある場合には記録チップそのものが破壊されてしまい復旧不可能となります。
その他のメモリ媒体もペットに噛まれ深い傷が入っている場合や自動車に踏まれる等、中の記録チップ自体に亀裂などの損傷が入ってしまうとデータの読み出しが行えず復旧不可能となります。また、CDやDVDなどの光学メディアも割れている場合は、記録面の読み取りができないためデータの復旧は不可能です。

復号ができない暗号化データ

※復旧可能な事例

microSDカードと違って通常のSDカードであれば、外装に割れやヒビが発生していても中の記録チップが無事でデータを復元できたケースは多々あります。また、USBメモリの差込口が折れたり、落下や損傷などによりUSBの基盤とケースがバラバラの状態であっても記録チップ自体は無事であることが多く、データを復元できる確率は高いですので、メディアが損傷している場合でもまずはご相談ください。

SSDでの削除/フォーマット

最近HDDの代わりにノートパソコンに内蔵されていることが増えたSSD(solid state drive)ですが、データを書き換える際は消去した上で新規のデータを書き込むという特性を持っています。そのため、いったんデータを退避する領域が必要となりますが、使い続けているうちにその領域が確保できなくなり速度が低下する傾向があります。その対策として、SSDにはTrim命令と呼ばれる、空き領域をあらかじめ作成しておく機能が備わっていますが、この機能が有効な場合、SSD上でデータの削除を行うとTrim命令によりデータの痕跡まで消えてしまうため、データの復旧が不可能となります。Trim機能はWindows7以降のOSに標準で搭載されており、意図的に機能をOFFにしていない限り有効になっています。

※復旧可能な事例

ファイル形式がNTFSでない場合や、USB接続などの外付けSSDの場合はTrim命令が有効にならないため、復旧できる可能性が十分ありますので、ご相談ください。

著作権保護データ(着うた・放送録画データなど)

TVのデジタル放送を録画したデータなどは、著作権保護のため暗号化されています。そのため複製した場合は再生不可となり、復旧しても有効なデータにならないため、対応不可能となります。

※復旧可能な事例

iTunesなどの音楽配信サイト販売されているデータも暗号化されていますが、もともと複数のデバイス(パソコンやスマホなど)で再生する機能が備わっているため、購入時のIDとパスワードを入力すれば再生可能です。

データレスキューセンターでは、下記媒体には対応しておりません。
  • デジタルTV放送の録画データ

  • 携帯電話・スマートフォン本体の内蔵メモリ

  • カーナビで使用しているHDDナビ

  • ビデオテープ、カセットテープ、ゲームソフト

※その他、ワープロ専用機のフロッピーディスクや著作権の存在する市販の音楽CD、映画DVD、Blu-rayディスク

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